九州生まれを地でいく男気の人。
満劇の風紀委員を自認する。
苦み走った好男子も、なぜか本番になるとでんぷん質になる。
堂島と共に、2000年公演のチラシに登場するが、劇団内でも誰の写真か気づかれなかったという逸話を持つ。
「走れすちゃらか社員」では、満劇伝統のひとり芝居で、走り続けるサラリーマンを熱演、御礼座大賞に輝く。
地声の大きさが、笑いかけた客を萎縮させるという事実に苦難の道を歩むが、
「すかたん症候群」では一転、良い話に詳しい上司役を演じ、満席の共感を呼ぶ。
歌のうまさは淀川と双璧であるが、なぜか主題歌が回ってこないことにかすかな疑問を感じている(たぶん)。
満劇に希有なハイテクの文化系であり、自宅の電気製品は概ね高機能である。
反面、専門の法律についての話は極端にいやがる。