緑ファンタ

怒らず、媚びず、乞わないのに輝いている。

孔子よりも立派な生き様に、あこがれる団員は多い。

舞台を降りると、バンジージャンプの最低体重制限に満たない、実体の軽さは他の追随を許さない。

大学時代はロックグループと共に、夜の京都を徘徊していたが、実はフォークソング部で輪になって五百マイルをうたわされるという、過去を持つ。

転居を好むが、最後には物件を探しに行った不動産屋の二階で住むという横着な一面も見逃せない。

美大卒のセンスは紛れもないが、原色蜥蜴模様の五本指靴下はちょとこわい。