安部公房劇団を経て、
製作プロダクション、「ハイスクール」を設立。
仕事のからみから、満劇に引きずり込まれる。
経験を生かしてプロデュースを担当。
東京公演に飽きたらず、目下ニューヨーク公演を企画中。
社会をボウフラのように、なめた態度で泳いでいる劇団員の中で、
ひとり地に足を着けている。
わずかに、1年前の入団、東京在住という距離のハンディーにもかかわらず、
すでに、劇団員全員を従えている。
そのカリスマは、もはやカリソメではない。