春のうた(洋子のテーマ 2000)

作詞・曲・編曲 宮崎仁誠 スタジオワーク 犬丸正博 歌 北白川玉子

再生する 再生する
 
 

辛夷、木蓮、山躑躅
今年も春がやって来た
森の木立は眠りを覚まし
冬の陰から、浮かび上がる
淡いぬくもりに空気が揺れて
ざわめく野原、背を向ける
辛夷、木蓮、山躑躅
とうとう春がやって来た

春が来るたび、思い出す声
みんな揃ったら、ご飯を食べよう

 

2000年11月8,9,10恵比寿ホールで行った、満劇最初の東京公演での「会社の団欒」の主題歌です。
この公演は、満員劇場にとって、場所のことだけでなく、色んな意味で記念となる機会だったと思います。
本と人との関わり、人と人との関わり・・・・これを境に色んな事が変わるような気がします。
集中豪雨による22時間の新幹線缶詰も、長く心に残る思い出です。
本当は、楽をするため再演のつもりだったのが、欲が出て、いっぱい書き換えて、いっぱいやり方を変えて。
裏方陣もすごく個性的で才能あふれる人が集まって、最強の時代を感じています。
オムニバスのどのひとつをとっても、すごく気持ちが入った公演でした。
「自分の歌で誰かを癒したい」という北白川のリクエストを発端として、色んな気持ちを込めて、久しぶりにテーマ曲を作りました。
まじめに取り組みたいという思いから、楽器はすべてアコースティックのマイク録りです。
声質に、楽器の音に、犬丸正博の気持ちの入ったミキシングが光っています。

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