金子の花道

詩 淀川フーヨーハイ 歌 楠葉プリン

(前奏8小節)

(セリフ)皆さん、初めまして。
    成田金子でございます。

惚れたはれたで 泣き笑い
そんな浮き世にゃ あいそがつきた
磨きに磨いたこの美貌
いかす女は遺産で光る
品はなくとも
(セリフ) ……う〜ん、何て言うんでしょ
金はある

(間奏4小節)

左の肩が こりました
左うちわで こりました
困ったもんだよ ベンツのドアに
はさんだ指が 今夜もうずく
金が苦労を
(セリフ) ……うーん、何て言うんでしょ
つれてくる

(間奏8小節)

(セリフ)金よ……なぜにおまえは今夜も私を泣かせるの?
    金よ……なぜに世間はわかってくれないの?
    金持ちにも、人並みの悲しみがあるということを。

満員電車の 課長さん 
汗をふきふき ご苦労さん
だけど私も つらいのよ
あんたにわからぬ この悩み
息が切れちゃう
(セリフ) ……うーん、何て言うんでしょ
サイフの重さ

(セリフ:菊地桃子のまねで) 金子の、太もも!


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この曲は、制作だけして未発表の曲です。ド演歌です。宴会に一度実演されただけの曲です。成田金子(なりたきんこ)は東京公演版の「会社の団欒」に出てきた役名です。

 

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