ご無沙汰しております。満劇から、楽しみなお知らせです！
この夏、桂雲吞がプロデュースし上演する小さな演劇に、淀川フーヨーハイが参加してくれることになりました！昨夏大好評をいただいたロンドン会議に続く、劇団メンバーの課外活動です。
まずは公演のあらましです。
■707プロデュース『パンツ大作戦～欲望よ、まさに彷徨う僕よ。』
■公式サイト https://v707.jp/pantsdaisakusen/
■予約サイト https://www.quartet-online.net/ticket/707p
■出演
淀川フーヨーハイ
川下大洋
福田恵
藤井愛希子
五十嵐璃生
桂雲吞
■日時
2024年７月
26日(金) 15:00 19:00
27日(土) 12:00 16:00
28日(日) 12:00
■会場
アートギャラリーフジハラ
（大阪市北区天神橋1-10-4 フジハラビル地階）
https://maps.app.goo.gl/K2EzHvJWzRjUEUkY7
■料金（予約・当日共）
一般 4,000円
ペア割 7,000円
30歳以下 2,500円
■演し物
『前説』（福田恵）
『バイオレンス両親』（作/演出：川下大洋）
『なんであんなことしたん』（作/演出：淀川フーヨーハイ）
『候補者』（作/演出：淀川フーヨーハイ）
『パパ帰る』（作/演出：桂雲吞）
『回文で紐解く〇〇講座』（作/演出：桂雲吞）
※一部に性的な内容が含まれます。中学生以上の鑑賞を推奨致します。
■主催
７０７山村啓介事務所
■作品のあらまし・キャスト
いつものように短編をいくつかラインアップしたオムニバス作品ですが、『パンツ大作戦』というタイトルから想像されますように、満劇のお芝居とは少し風合いが異なるコメディ集に仕上がる予定です。
『性とは、エロとは何か？』・・・オッサンたちが、長い人生経験の末に今こそ、と世に問う問題作が続々。桂雲吞が十年以上取り組んでいるちょっとＨな回文を採り入れた新機軸の語り芸も登場します。
満劇メンバー２人以外のキャストを簡単にご紹介します。
●川下大洋さんは、今から半世紀近く前の一時期、雲吞・フーヨーハイと共に同じ学生劇団に所属していたベテラン俳優。ＴＶのナレーターとしてもお馴染みです。
●福田恵さんは劇団レトルト内閣の看板女優で、コメディエンヌ日本一決定戦『エミィ賞グランプリ２０２３』の優勝者。
●藤井愛希子さんは、『関西演劇祭２０２２』においてベストアクター賞を受賞した注目の２０代女優。
●五十嵐璃生くんも、いま各所で引っ張りだこのイケメン２０代です。
会場は、古くからの満劇ファンの皆様には懐かしい、大阪・天神橋のそばのアートギャラリーフジハラ。築１０１年のレトロビルの地下で、バカバカしくて、でもちょっと心に残るお芝居をお楽しみください。
お待ちしております！
■雲吞からのメッセージ（チラシより）
面白くてためになる』…古い言葉ですが、
もう一度、本来演劇が持っているべきこの機能について考えてみたいと思ったのです。
インターネットはおろか、映画もテレビも、文字すら無かった原始の時代から演劇はありました。
目の前の人間に突然何者かが憑依し、語り、祈り、舞い踊り、叫ぶ姿は、かつて強烈なメッセージ伝達装置として機能していました。
豊穣を願い、神を祝福し、愚かな権力者を嗤う…。
いま、演劇が担っている役目はとても小さくなっている気がします。
だから、大袈裟に云えば、演劇が持つ可能性を自分たちなりに問い直してみたいのです。
難しいことは出来ません。でも、ただ楽しいだけでない、プラスアルファの、何か。
三人の作者と、六人の俳優で、思い思いに伝えます。
内容の一部に『性』に関する表現が含まれることを、あらかじめおことわりしておかねばなりません。
ただそれは、いい歳をしたおっさんが、現時点の知識・体験というフィルターを通して、若かりし頃の性に対する好奇心や情熱を照射する…といった体のものです。
すぐれた才能を持つ古くからの仲間、そして、いま劇場で大活躍している素敵な俳優たちに参加していただけることになりました。
稽古が楽しみです。
結果的に、「どこがためになるねん！」って仕上りになりましたら、ごめんなさい。
