トピックス | 2020年12月 満員劇場オンライン座」カテゴリーアーカイブ

第19回中之島映画祭コンペティション

映画「となりの肯定ペンギン」が第19回中之島映画祭で優秀賞を受賞!

第19回中之島映画祭コンペティション

映画「となりの肯定ペンギン」が、第19回中之島映画祭コンペ部門で、応募総数238作品の中から8作品に入賞しました!

観客投票でグランプリを決める中之島映画祭は残念ながら中止となりましたが、8作品には優秀賞をいただけることになりました。

クラウドファンディングでご支援いただいたみなさま、映画の制作をあたたかく見守っていただいたお客さまのおかげです。
こうしてご報告できることをとてもうれしく思います。

http://www.nakanoshima.net/eigasai/
中之島映画祭公式サイトで、優秀賞受賞作の紹介もされています。ぜひご覧ください。

映画「となりの肯定ペンギン」YouTube無料公開!

映画「となりの肯定ペンギン」YouTube無料公開!

みなさんからたくさんの応援・ご支援をいただきました映画「となりの肯定ペンギン」。
いよいよ、YouTubeで無料公開の運びとなりました!
ご支援いただいたみなさまのおかげで、無事に完成し、こうして公開できますことを劇団員一同とてもうれしく思っております。(映画はこのページの最後にリンクしております)

改めまして、このたび肯定ペンギン・ペンペン役をつとめました淀川フーヨーハイより、
今年の映画制作を振り返り、御礼を申し上げます。

★  ★  ★  ★  ★

僕たちの劇団(満劇)で映画を作るのは初めてです。
これまでも舞台公演が終わるたびに、今後の劇団活動をどうするか考えなくてはいけないとか、このままではやがてマンネリになっていくし、困ったな、新しい何かが必要だなどと言っておりましたが、思えばあの頃はのんきでした。
2020年、新型コロナ発生。
まさかこんな形で満劇に新しい何かがやってくるとは思いませんでした。
押さえていた東京の劇場をキャンセルし、さあどうしようか。何もしないのか。いま流行りの演劇ライブ配信をやるのか。そういうのって、うち、いちばん苦手じゃないのか。という中で出てきたのが舞台作品「肯定ペンギン」の映画化です。

演劇と映画は同じ部分もありますが、ほとんどは別ものです。
背の高い人が有利だという共通点はあっても、バレーボール日本代表が突然バスケットボールチームを作ったら、市代表の高校バスケット部にも勝てないのではないでしょうか。
あるいはコーヒーを淹れるのが上手な喫茶店のマスターが突然茶道をやってみろと言われたら、茶碗をどっち向きに何回まわすか考えただけでパニックになってしまうのではないでしょうか。
今までも舞台作品の映像化をやってみたいという気持ちはあったのですが、いつも尻込みして実現しませんでした。

しかしうちには、バレーボール部員なのにバスケット経験者のような、
喫茶店のマスターなのに茶道の免状も持っているような人がいたのです。
それが今回の監督・にこたまBBQ(日座裕介)です。
ふだんから映像を撮っていて、映画への志もあった彼が「今年はぜひ作ってみたい」と言い出しました。その勢いに押され、みんなやることに同意。そして舞台版「肯定ペンギン」の作者であるあべの金欠が映画の脚本を書き、編集は同じく映像のプロである高槻アジ郎がやってくれることになりました。
撮影機材はなるべく持ち合わせですませ、スタッフは知り合いに安く(あるいは無料で!・・・あつかましい)手伝ってもらうよう頼むとして、
でも、どう計算してもやっぱり予算が足りません。
どうしたかというと、広く世間の皆さまにカンパ(ファンド?)をお願いしたのです。
それが今回、劇団として初チャレンジしたクラウドファンディングでした。
いくら足りないと言っても、200万もお願いするのはムリだと正直、僕は思いました。
心の中ではその半分の半分ぐらいを予想していました。
なのに何ということでしょう。
ふたを開けてみれば目標を大きく、大きく超える皆さんのご支援がやってきたのです。

なぜこんなに応援してもらえたのか。
だって着ぐるみのペンギンが市井の人々を励ますというか、植木等のようにいい加減なC調の(古い?)相槌を打つ映画なんですよ。
でもそれを「がんばれ」と、「思いきってやってみろ」と言ってくださったたくさんの人がいたことを僕らはずっと忘れません。
神様、世界は何と不思議で素晴らしいのでしょう。
今回のクラウドファンディングに賛同いただいたすべての方にインターネットの片隅からではございますが、心よりの感謝を捧げます。

さて、映画がやっと公開されました。
たくさんの人に見てもらいたいので無料公開にしました。
撮影を振り返ると着ぐるみの中が暑かったことしか覚えていません。見るとペンペン、なんか止まりそうにゆっくりしゃべってますよね。うー、もっと立て板に水のごとくペラペラしゃべりたかった。こども電車に乗った時は他のお客さんに混じって列に並ぶのが恥ずかしかった。大出菜々子ちゃんはいつもかわいかった。僕が10回セリフを間違える間に彼女は1回も間違えなかった。初めての経験とはいえ、冷や汗の連続でした。
というわけで、ペンギンが植木等のように誰かを励ますという世界でも珍しい映画をお届けします。
映画の続編はあるのか。わかりません。満劇の将来はどうなるのか。わかりません。
ローリング・ストーンズは「観客が来てくれる限りやる」と言ってました。
我々もお客さんに支えられて存在していることだけは間違いありません。
本当にありがとうございます。
それでは映画をお楽しみください。

★  ★  ★  ★  ★

ぜひ年末年始のお時間のよろしいときに、また、ふとペンペンに会いたくなった時に、おひとりで、ご家族で、大切な方たちと一緒に、何度でもお楽しみいただければと思います。

それでは映画をどうぞ!おたのしみください。

映画「となりの肯定ペンギン」 満員劇場御礼座 オリジナル短編作品
https://youtu.be/48jGNcYgZOM
 
 

クラウドファンディング終了のお知らせ

こんにちは。満員劇場御礼座です。

短編映画「となりの肯定ペンギン」制作費クラウドファンディング、2020年11月30日23時59分をもちまして終了いたしました。

最終支援総額 2,389,500円
達成率  119%
支援者数 331人

目標金額を超え、ものすごくたくさんの方からのご支援をいただきました。また、あわせてメッセージもたくさん頂戴しました。
たくさんのあたたかい応援をいただき、ほんとうにありがとうございました。劇団員一同、心より御礼を申し上げます。

この感謝の気持ちを、まずは12月5日6日の映画お披露目Liveイベント「満員劇場オンライン座」へとつなげていきたいと思います。
オンラインでお目にかかれますことを楽しみにしております!

*12月1日以降、「満員劇場オンライン座」の限定視聴URLは、Peatixにてご案内しています。どうぞ以下より詳細をご覧ください。
https://mangekionline.peatix.com/

となりの肯定ペンギンビジュアル

映画「となりの肯定ペンギン」情報公開

となりの肯定ペンギンビジュアル

【ストーリー】

とある街に、言われたことをなんでも肯定する、肯定ペンギンのペンペンがいた。
街にやってきた女子高生・なぎさは、ペンペンと出会い、ある悩みを打ち明ける…。
あのペンペンが街へ出て、出会う人々をばっさばっさと肯定しまくります!
全編オールロケによる、約40分の短編映画!

【出演】
淀川フーヨーハイ 大出菜々子(客演)
淀川フーヨーハイ 大出菜々子(客演)
緑ファンタ 堂島サバ吉
緑ファンタ 堂島サバ吉
ほか満員劇場御礼座 一同 

【脚本】あべの金欠
【監督】にこたまBBQ
あべの金欠 にこたまBB
【主題歌】ラムファン

田中泰延

田中泰延

(青年失業家 / 作家)

【お客様からの声】

すべての人は、肯定ペンギンを飼っている。

毎日は、すべてが岐路だ。人は、あらゆることにそれがイエスかノーかを自分にも他人にも問うてみる。
だが、けっきょく人間は、勝手に自分を許して、自分の愛するダメさの方にしか向かわない。
言うことがコロコロ変わるペンペンは、誰の心の中にも住んでいる。
ペンペンと一緒に、ダメな自分を肯定しよう。ダメな誰かを許してあげるために。

田中泰延 <プロフィール> 株式会社 電通を退職後、2017年から「青年失業家」を名乗り、ライターとして活動を始める。 2019年初の著書『読みたいことを、書けばいい。』を上梓、Amazon和書総合1位を記録し、現在16万部突破。1995年公演から一回しか見逃していない、満員劇場御礼座の大ファン。

映画「となりの肯定ペンギン」は、お披露目LiveイベントののちにYoutubeでの無料公開を予定しています。

映画「となりの肯定ペンギン」制作記録、更新中です!

おかげさまで順調に制作が進んでいる、映画「となりの肯定ペンギン」。

映画の制作資金を募るクラウドファンディングも、なんと支援額が60%を突破!
皆さまの温かい応援のおかげで、劇団員一同、映画の制作に邁進することができております。

さて、皆さま。実はそのクラウドファンディングの「活動報告」のページにて、映画「となりの肯定ペンギン」に関するさまざまなコンテンツが発信されていることはご存知でしょうか?

クラウドファンディングは終了しました。
ご支援ありがとうございました。
映画お披露目Liveイベントは12/5・12/6
お見逃しなく!

満劇クラウドファンディング、活動報告の一覧ページはこちら!

撮影レポートから、関係者へのインタビュー、ペンペンの紹介記事、座長ライス大のご挨拶動画……などなど、映画を応援してくださっている皆さまにお届けしたいコンテンツを、たくさんご用意しております!

今後も、制作風景や監督・主演インタビューなどなど、さまざまなコンテンツを配信予定です。

ちなみに……

クラウドファンディングトップページの

この部分! 「活動報告」と書いてある部分をクリックいただくと、先ほどののページをご覧いただくことができます!

クラウドファンディング終了まで、残り20日あまり。ぜひ、何度も覗いてみてくださいね。

映画「となりの肯定ペンギン」制作とクラウドファンディング開始のお知らせ

こんにちは。満員劇場御礼座です。
みなさま、お元気でお過ごしでしょうか。

今年7月にもこちらのHPでお知らせいたしましたが、私たち満劇は、本来ならば東京公演を行う予定の今年、新型コロナウィルス感染症流行の状況を鑑み、公演の中止を決定いたしました。
その際に「この機会に、新しいことも考えてみようと思います」ということも、併せてお伝えさせていただきました。

何かやりたい。何もやらずに終わりたくない。
劇団員みんなで、何ヶ月もあれやこれやと考えました。

そして、ひとつの答えが出ました。長らくお待たせいたしましたが、ようやくここで、その「新しいこと」をお知らせいたします。

クラウドファンディングは終了しました。
ご支援ありがとうございました。
映画お披露目Liveイベントは12/5・12/6
お見逃しなく!

今年私たちは、満劇の人気シリーズ「肯定ペンギン」の映画化にチャレンジします。

そして、その映画の制作資金を募る、クラウドファンディングを開始いたしました!

例年どおりの12月に、満劇らしいひとときをお届けして、「エライ1年だったけど、今年も笑って年を越せるなぁ」と思っていただきたい。

だから、劇団員全員で、全力でいい映画をつくってお届けします。全員出演します。

平均年齢が上がる一方の我が劇団に、さわやかな風を吹き込んでいただくべく客演の俳優さんの出演も決定しました。すでに多くの作品に出演されている、とんでもない実力派の俳優さんです。

映画を作るに至った経緯や、私たちの思いを、クラウドファンディングのページにすべて込めました。
2020年の満劇の新しいチャレンジについて、ぜひご一読くださいませ。

【満員劇場御礼座】初の短編映画『となりの肯定ペンギン』制作費をご支援ください – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
https://camp-fire.jp/projects/view/338318

******************
3000円以上のご支援にはもれなくエンドロールリターン(映画のエンドロールにお名前を掲載)が付きますので、備考欄に掲載ご希望のお名前の記入をお忘れなくお願いします
******************

本クラウドファンディングのリターンとして、「映画のお披露目Liveイベント」を行うことも決定いたしました。

日程は12月5日(土)6日(日)の2日間。オンラインにて行いますので、全国どこからでもご覧いただけます。
内容は、『映画 となりの肯定ペンギン』上映会や、「トークショー」「恒例の出し物」、朗読劇、肯定ペンギンのペンペンによる「ペンペン相談室」などなど。
映画の完成を皆さまとともに楽しく見届けられる、満劇の魅力が詰まった90分弱のイベントを予定しております。

クラウドファンディングは、11月30日(月)まで実施いたします。

劇団員一同、初めての映画制作に向けて力いっぱい進んでまいりますので、
どうぞ応援いただけますよう、よろしくお願いいたします。

満員劇場御礼座一同